中山金杯「2016年」|過去2年池江とベリーが勝利しているwww
中山金杯「2016年」|過去2年池江とベリーが勝利しているwww

◆第65回中山金杯・追い切り(30日・栗東)

 2016年の中央競馬の開幕を告げる京都金杯(1月5日、京都)に挑むエキストラエンド、中山金杯(同、中山)を狙うフルーキーの角居勢が30日、栗東トレセンのCWコースで併せ馬を行った。ともに馬なりだったが、予定通りの追い切りをこなし順調ぶりをアピール。有馬記念でワンツーを決めた吉田隼、Mデムーロをそれぞれの鞍上に、角居厩舎が有力2頭でW金杯制覇を目指す。

 中山金杯を狙うフルーキーは僚馬2頭に半馬身遅れたが、岸本助手は涼しい表情だ。「時計は全体的に遅かったけど、もうそんなに速いところはいらないから」。快勝したチャレンジCから中2週でもあり4ハロン55秒3、ラスト1ハロン12秒1の時計にも納得している。

 その前走を1馬身半差で完勝。名門厩舎においても期待値の高かった馬が、ようやく初タイトルを手にした。勝負の一年へ選択肢の幅を広げる意味でも、初距離へ投入。「2000メートルまでなら辛抱は利くはず。折り合いがつくので、コーナー4つのコースも大丈夫でしょう」

 カギは背負ったことのないトップハンデ57.5キロだが「秋口より雰囲気はいいですから。ミルコが乗ってくれますしね」と岸本助手。鞍上は自身のチャレンジCを含めて現在4週連続重賞制覇中で、有馬記念(サウンズオブアース)も2着のMデムーロ。勢い十分の人馬が2016年の開幕戦を飾るか。(尚)

過去2年の中山金杯
2014年ー中山金杯

1着 オーシャンブルー Fベリー
2着 カルドブレッサ 藤岡佑介
3着 デウスウルト 川田将雅

2015年ー中山金杯

1着 ラブリーデイ Fベリー
2着 ロゴタイプ Cデムーロ
3着 デウスウルト 川田将雅

2年連続、池江厩舎とFベリー騎手が勝利していますね。