函館スプリントステークスの勝った名馬たち

アンバルブライベンは函館競馬場の洋芝の感触を確かめながら駆け抜けた

◆函館ＳＳ追い切り（１８日）

函館スプリントＳ（２１日）で重賞３勝目を狙うアンバルブライベンが１８日、函館競馬場の芝コースで追い切った。

初めて踏み入れた洋芝で、外めを丁寧に回りながら４ハロン５３秒５―１２秒２をマーク。「スピードを生かせる馬場のような気がする。乗った感じは悪くない。洋芝でも問題なさそう」と田中健が自信の表情を見せる。愛馬も初めての北海道だが、自身もデビュー９年目のこれまで北海道（札幌、函館）での騎乗経験はない。今回が２４回目のコンビとなる相棒のために函館に滞在し、付きっきりで調教を担当。自身も洋芝の感覚や特徴を探る日々が続いている。

人馬ともに初めての函館だが、そこは全８勝を挙げる右回り。「逃げるしかない。外枠でも内枠でもハナを主張したい。前に行き切れば、強い競馬をしてくれると思います」。相棒との強い絆で最後まで先頭を守り切る。（石野　静香）

14年　ガルボ
13年　パドトロワ
12年　ドリームバレンチノ
11年　カレンチャン
10年　ワンカラット
09年　グランプリエンゼル
08年　キンシャサノキセキ
07年　アグネスラズベリ
06年　ビーナスライン
05年　シーイズトウショウ
04年　シーイズトウショウ
03年　ビリーヴ
02年　サニングデール
01年　メジロダーリング
00年　タイキトレジャー
99年　シンコウフォレスト
98年　ケイワンバイキング
97年　マサラッキ

G1馬

08年・キンシャサキセキ

03年・ビリーヴ

02年・サニングデール

97年・マサラッキ

05年・04年　シーイズトウショウが連覇したのが印象的

 函館スプリントステークス－2014年