トリプルクラウン（Triple　Crown）｜評価・検証・口コミ｜競馬情報会社最後

多くの競走馬は２歳でデビューし、３歳のクラシックを戦い、その後、古馬と戦うことになります。

これを人間に例えますと、２歳夏は中学１年生、２歳の暮れになりますと中学３年生、３歳のダービー時で高校３年生、菊花賞が行われる今頃は大学４年生くらいに思ってもらえば良いと思います。

そして、秋華賞と菊花賞が終わるころには社会人となり、今まで同学年だけで括られていたものが、【一部】を除いて古馬との混合戦となります。

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“４歳夏に一度だけ降級出来ること”を言います。

競馬マスコミでは、毎年夏の時期に“降級馬”という言い方をし、夏を過ぎた今頃には忘れ去られたように言われなくなるものですが、それでは競馬で勝てません。

　　◎大雑把な言い方をしますと

　　【３歳で５００万にいる馬】

まだ来年の日程は発表されていませんが、ダービーの日までに５００万を勝てませんと１勝分を損をします。

全ての馬がＧ１に出走できるほど強いわけではありませんが、全ての馬に均等に預託料であったり輸送費がかかるため、馬主経済の観点から言ってもこれは由々しき事。

１８億の賞金を稼いだテイエムオペラオーだろうが、２０戦１勝の馬だろうが、管理する費用は変わりません。

例えば、この夏甲子園を騒がせた、

早稲田実業の清宮君でいいますと「将来はメジャーリーガーになりたい」という大目標があっても、今現在のさしあたっての目標は春の選抜大会への出場権利を得る事となるように、《３歳で５００万にいる馬》は、あと約９ヶ月の間になんとしても１勝すること、させることが、その馬というより厩舎サイドの評価に繋がるわけです。

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